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『建築と日常』建築講座 2014 
プリント用PDF(A4用紙1枚)

このたび『建築と日常』は、建築に関する全5回の講座を開講します。開講の経緯・趣旨は、7月のテスト回の際にお知らせしたとおりですが(→テスト回)、実務経験を経てあらためて建築を学術的に考えたい方や、他領域の活動を通して建築に知的な関心をもつ方などを対象とし、内容は主に建築史の基礎的な部分を扱う予定です。とりわけ西洋建築史は、個々の具体的な建築に関する知識を学ぶだけでなく、建築というもの自体の見方や考え方を学ぶことができる分野であり、本講座の趣旨にも適しているのではないかと思います。関連する現代的なトピックでのディスカッションなどもしながら、受講者の方それぞれの経験や実践的な知が混じり合う場がつくれればと考えています。運営を含めて手さぐりの部分も多いですが、企画に共感してくださる方のご参加をお待ちしています。

●全体概要|いずれも土曜14:00〜17:00
第1回 8月30日(土) 西洋建築史:古代(エジプト・オリエント~ギリシア~ローマ) ……日記&次回予告
第2回 9月6日(土) 西洋建築史:中世(ビザンティン~イスラム~ロマネスク~ゴシック) ……日記&次回予告
第3回 9月20日(土) 西洋建築史:近世(ルネサンス〜マニエリスム~バロック~ロココ) ……日記&次回予告
第4回 10月4日(土) 西洋建築史:近代(新古典主義~19世紀建築~初期モダニズム) ……日記&次回予告
第5回 10月18日(土) 日本建築の空間と表象 ……日記
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・各回、建築史の基本的な流れを概観しつつ、折に触れ現代的なトピックを扱い、議論する
・当日の議論のために、毎回なんらかの予習用テキスト()を指定する(その他、必要に応じて資料を配付)
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◎講師:長島明夫(『建築と日常』編集発行者) →profile
◎場所:有限会社アパートメント(JR西荻窪駅すぐ) ※予約受付時に詳しくお知らせします
◎受講に向いている方の例:①建築関係の実務に従事するなかで、あらためて建築に対する学術的な探究心が湧いている方 ②特に建築の勉強をしたことはないが、他の文化的・芸術的・学術的領域での活動経験から、建築に知的関心を持つ方 ③講義内容に過大な期待を寄せない方
◎受講に向いていない方の例:①建築学系の研究・教育に従事する方 ②講師より学歴が高い方 ③現役の建築学生 ④『建築と日常』をまったく読んだことがない方

●参加方式(2種類)
全5回の連続的な内容のため、基本的には【A−通し参加】をお薦めしますが、ほどよい場の開放性を保つためにも、少数ながら【B−各回参加】も受け付けます。日程の都合でぜんぶは参加できないという方や、どんなものか試しに覗いてみたいという方も、お気軽に応募してください。
※講義の際はこちらで簡単に飲み物などを用意します

【A−通し参加】
[定員]10名 ※テーブル席
[受講料]5回分9,000円 ※初回時支払い(欠席があっても原則として返金はしません)
[募集締切]8月18日(月)

【B−各回参加】
[定員]各回3名程度 ※テーブルなし席
[受講料]1回分2,000円 ※当日支払い
[募集締切]第1回:8月20日(水)/第2回:8月27日(水)/第3回:9月10日(水)/第4回:9月24日(水)/第5回:10月8日(水)

A、Bとも、応募多数の場合は勝手ながら当方の判断で選考をさせていただきます。そのため応募時には、参加希望回およびお名前・連絡先電話番号のほか、簡単なご経歴(講師と面識がない方のみ)と応募理由をお書き添えください。その情報だけで選考しきれない場合は抽選をさせていただきます。ご参加の可否は、いずれも募集締切日の翌日中にメールで連絡いたします。

→応募・問合せ先:長島明夫 richeamateur [at] gmail [dot] com

●テスト回の様子(2014年7月5日) ※撮影=山口伊生人



 右端=講師


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