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別冊『多木浩二と建築』

A5判/モノクロ/240頁/定価1800円+税/2013年4月30日刊行
ISBN978-4-9906610-1-4

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twitter:別冊『多木浩二と建築』
チラシPDF
編集後記に代えた覚え書き
新しい言説の風景を描く-『多木浩二と建築』をめぐる対話(原稿PDF、聞き手=山崎泰寛)
堀江敏幸氏による書評(『毎日新聞』2013年5月19日)
各氏のコメント(長谷川豪/中山英之/河野裕/八束はじめ/青井哲人/難波和彦/土居義岳/森山高至)

●内容
知の巨人の知られざる一断面。多木浩二(1928-2011)の建築分野での活動を振り返り、その仕事を歴史に開く。1,000件を超える詳細な著作目録、盟友・坂本一成への20時間ロングインタヴューほか、圧倒的な密度と情報量。

●目次
002 巻頭言 ……誌面PDF

[著作目録]多木浩二の仕事 1955-2013 ……利用した図書館
004 書籍編
012 網羅編 ……冒頭部PDF追加・訂正(随時更新)

[アンケート]私のこの1作 【合計約18,000字】
017 石堂 威  021 八束はじめ  027 伊東豊雄  030 鈴木 明
035 沖 健次  042 長谷川逸子  050 上野俊哉  060 入江経一

[論考]多木浩二を読む 【合計約30,000字】
062 建築論  倫理学としての『生きられた家』 | 中井邦夫
067 建築評論 建てることと住むことをつなぐ回路の探求 | 安森亮雄
072 家具論  家具に内在する身体と社会 | 安森亮雄
077 都市論  「人間学」「現象学」「政治学」としての都市論の眼差し | 青井哲人
082 建築写真 多木浩二の建築写真を通じて、写真と建築の関係について考える | 阿野太一

[インタヴュー]089 坂本一成による多木浩二 創作と批評の共振 【約20時間10万字】 ……冒頭部PDF
【第1回】多木浩二との出会い|1976年の「再会」|多木が捉えた《代田の町家》|­それぞれの空間性──坂本一成と伊東豊雄|多木浩二の篠原一男論|篠原一男論の変遷|­《上原通りの住宅》と《代田の町家》【第2回】多木との勉強会|多木・伊東・坂本の共同戦線|『生きられた家』と現代建築­|『生きられた家』からの理論的展開|建築の図像の研究|《祖師谷の家》の位置づけ|­共同戦線のその後【第3回】家型から、より自由な建築のあり方へ|転換点としての《House F》|《コモンシティ星田》の「息苦しさ」|多木と建築界との距離|ふたつの空港論|現代社会とどう向き合えるか──『対話・建築の思考』|理念と現実──《幕張ベイタウン・パティオス四番街》|坂本一成の方法論|多木とアカデミズムとの距離|知識人とは何か【第4回】《House SA》と《Hut T》の論じ方|坂本建築の日常性と世界性|芸術家の魂|多木が坂本論に託したこと|モ­ダニズムの可能性|《QUICO神宮前》と建築の自由|多木浩二の存在
インタヴュー音源からの抜粋(最後部「多木浩二の存在」)

[主要評論再録]185 多木浩二による坂本一成 【合計約54,000字】
186 「形式」の概念──建築と意味の問題【部分】(1976)
190 柔かな、かたちのない〈建築〉(1981)
194 「関係性」への構想(1988)
202 どこかで見た 見たこともない町──星田の経験を分析する(1992)
214 日常性と世界性──坂本一成の「House SA」と「Hut T」(2001)
215 建築のロゴス──坂本一成とモダニズム(2005)
233 自由の可能性──「QUICO神宮前」をめぐって考えたこと(2006)

──
表紙デザイン=大橋 修/thumb M
表紙写真:多木浩二肖像(提供=青土社) 代田の町家(撮影=多木浩二)
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編集・発行=長島明夫
印刷・製本=ユアプレス


●刊行記念イベント
建築批評の内と外 | 八束はじめ × 坂本一成 in 代田の町家
2013年5月6日(月曜・振替休日) ……詳細 【動画公開】

●刊行記念イベント第2弾
建築写真の内と外 | 山田脩二 × 大日方欣一
2013年7月26日(金)20:00-22:00 @下北沢B&B ……詳細

●特別寄稿
川俣修壽「私的回顧・多木さんの事」(2011) ……本文

●トークライブ
多木浩二と建築写真──三人寄れば文殊の知恵 | 大村高広 × 塩崎太伸 × 長島明夫
2020年11月15日(日)19:00〜 オンライン配信 ……詳細 【動画公開】


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