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『建築と日常』No.3-4(特集:現在する歴史)刊行記念イベント

建築と歴史の現在
石上純也×長谷川豪×長島明夫(司会)
in 法政大学55/58年館(設計=大江宏/解体予定)
2015年6月27日(土)15:00〜(14:30開場)
……当日写真


2015年3月、期せずして同様のテーマを掲げた2冊の本──『長谷川豪 カンバセーションズ──ヨーロッパ建築家と考える現在と歴史』と『建築と日常』No.3-4(特集:現在する歴史)が出版されました。出来上がりの姿形は異なるものの、いずれも現代における建築と歴史のあり方を問題にしています。
このイベントはそれら2冊の思考の流れを汲むものです。『カンバセーションズ』からはヨーロッパの建築家たちと歴史をめぐって対話を重ねた長谷川豪氏、『建築と日常』からは同誌編集発行者の長島のほか、国内外で活躍する石上純也氏が参加し、さらに会場には大江宏設計の法政大学55/58年館を使用します。大江宏もまた「現在する歴史」特集の重要人物の一人であり、法政大学55/58年館は、今「建築と歴史の現在」を考える場に相応しい建築です。多くの方々の参加によって、その歴史的な空間が生き生きと現在に現れてくることを期待しています。
(長島明夫)

……議論の前提となる問題設定トピックの想定

[会場]法政大学 市ケ谷キャンパス(千代田区富士見2-17-1)55/58年館 3階833教室
[定員]300名|予約不要・当日先着順|インターネット中継なし
[参加費]無料|ただし以下2冊のどちらかを持参し、入場時にご提示ください。両方をご提示の方には特典を差し上げます。(法政大学の学生は学生証の提示で入場可)
 ①『長谷川豪 カンバセーションズ──ヨーロッパ建築家と考える現在と歴史』LIXIL出版
 ②『建築と日常』No.3-4 合併号(特集:現在する歴史)
[主催]建築と日常 [協力]55/58きおくプロジェクト/LIXIL出版

当日13:00から、55/58きおくプロジェクト(代表:大江新)による55/58年館見学ツアーを開催します。こちらもぜひご参加ください(ツアーに参加しなくても建物の見学は可能です)。[集合場所]外濠校舎1階エントランスホール(エスカレーター付近)
【追記】ツアーの参加者には、2013年の「大江宏生誕百年記念事業〈大江宏・考〉特別講演会・アーカイヴ展」に際して作られた冊子『大江宏・考』(発行=法政大学デザイン工学部建築学科、B5判、40頁、非売品)が配布されるそうです(限定100冊)。大江の卒業設計と卒業論文、代表作である法政大学55/58年館と国立能楽堂、詳細な年譜などが掲載されています。

……チラシPDF(プリント設定:A5判→等倍|A4判→141%拡大|A3判→200%拡大)

◎チラシ表面


◎チラシ裏面


会場である法政大学55/58年館については以下のサイトをご参照ください。
法政大学55/58年館の再生を望む会(解散)
55/58きおくプロジェクト




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